【解体の必要性とその沿革】
*耐久性から②*
これらの程度が著しく、使用安全や耐震性を疑われるようになると、
補修・補強か解体かの議論となり、
これまでに述べてきた、機能、社会・経済性の観点を総合的に判断して、
解体となる場合がある。
大気中の二酸化炭素に起因した中性化による鉄筋腐食は、
地域的な劣化外力による他の劣化と違い一般環境化の劣化である。
鉄筋コンクリート構造物の耐久性としての寿命は、
中性化深さの進行との関係で論じられることが多い。
新・解体工法と積算 解体工法研究会 一般財団法人 経済調査会