【ユンボの歴史⑨】
新三菱重工Y35ユンボ
【ユンボの歴史⑧】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Volvo_Kettenbagger_EC290B_2.jpg
【ユンボの歴史⑦】
三行広告は文字通り元来3行であり、
限られた文字数で内容を端的に表す必要がある。
「油圧ショベル」なら6文字必要だが、「ユンボ」なら3文字で済む。
求人広告はその道を専門とする者がわかればよく、
また響きの良い「ユンボ」という言葉の語感からも多用された。
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【ユンボの歴史⑥】
日本では油圧ショベルの呼称として、
本来商品名である「ユンボ」が一般名詞化して普及した理由の一つとして、
スポーツ新聞等の「三行広告」求人欄で多く使われたことが挙げられる。
「油圧ショベルオペレータ募集」を指す、「ユンボオペ募集」は決まり文句となっている。
『ダンボ』(原題:Dumbo)は、
1941年、ディズニー制作のアニメーション長編映画作品。
またその主人公である子象の名前。
アメリカでは1941年10月23日に公開している。日本では『空飛ぶゾウ ダンボ』という題名で1954年3月12日に公開された。
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【ユンボの歴史⑤】
なお、
現在同事業を継承しているキャタピラージャパンに「ユンボ」と名付けた商品はない。
従って、ユンボ社とかつての新三菱重工業、キャタピラー三菱製以外には「ユンボ」という商品は存在しない。
同商品(ユンボ)の性能のよさもあり、
その名称が油圧ショベルの代名詞として浸透した。
このため、早くから油圧ショベルを利用してきた土木建設業界では「ユンボ」の名称が「油圧ショベル」の代名詞として使われている場合が多い。
SICAMと技術提携した新三菱重工 (現・三菱重工業) が、
1961年に代表機種のY35を初めて国産化した際にも「ユンボ」の名称で発売した。
1948年にプロトタイプを数台造ったが
資金難に陥ったイタリアの兄弟(Carlo and Mario Bruneri )から仏SICAM社が1954年に特許を得て、同年Yumboと銘打ったS25型を造り、
1960年代始めに米国(Drott社)、スペイン(TUSA社)、日本(三菱)、英国(Priestman社)にライセンス供与を行った。
yumboはもともとフランス・シカム(SICAM社、現・ユンボ)の製品呼称である。
1882年と1914年のイギリスで、また1914年のアメリカ合衆国で創られた初期の油圧式ショベルを経て、
現在の形式の元となる油圧ショベルは1940年代後半にはイタリア、フランス、米国でほぼ同年代に創られた。