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果てしなく遠い現場【宇宙編③】

若手職人「二年前に宇宙服の忘れ物はありませんでしたか?」

コインランドリーの店員さん「に、二年前・・・。ぁー、あ、ありましたょ。乾燥機に二年間も入れっぱなしだったので堪忍袋の緒が切れてお巡りさんに届けましたょ~。」

若手職人「な、な、なんて事をしてくれたんだ!あなたは!そんな事をするなんて・・・あなたが初めてだ!というか・・・人類史上初めてだ!」

コインランドリーの店員さん「乾燥機に宇宙服が入ってるなんて・・・そ、それこそ人類史上初めてだ!そもそもわたしがお巡りさんに宇宙服を忘れ物として届けたのは、一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大なる飛躍である!」

続く